にんにくの有機栽培:植え付け(越冬栽培するニンニクは、10月上旬頃が植え時です)- 家庭菜園でにんにく栽培

マルチ栽培でのニンニク(大蒜・にんにく)の育て方。前回は、にんにくの土作り(施肥と畝立て)をしました。それから約3週間が経過。今回は、にんにくの植え付け(定植)を行います。

にんにく(大蒜)の植え付け(ニンニクの植え時期は10月上旬頃)

越冬(冬越し)させながら育てるニンニクは、10月上旬頃が植え付けの適期になります。にんにくの植え付け時期は、早すぎても遅すぎてもダメです。

残暑が厳しい9月頃だと、植え付け後にニンニクが腐ってしまうリスクがあります。また、植え付けが遅くなると、寒さでにんにくの成長が鈍くなり、株が大きくならないことがあります。

ニンニク(大蒜・にんにく)の栽培区画

にんにくは、ホームセンターや園芸店で種ニンニクを買ってきて、それを植え付けます。1片ずつにバラした種球(にんにくの鱗片)をそのまま植える感じです。

にんにくの種球(大蒜・にんにくの植え付けに使う鱗片)

にんにくの植え方(大蒜・ニンニクの植え付け方)- 植える深さは?

にんにく(大蒜・ニンニク)の植え方ですが、まず、種球(にんにくの鱗片)を植え付ける位置に穴をあけます。植え穴の深さは、6~7cmでいいと思います。

にんにくの植え付けに必要な穴をあける(大蒜・ニンニクの植え穴の深さは6~7cm)

区画内のマルチ穴全てに穴をあけたら、にんにくの植え付け準備は完了です。

にんにく(大蒜・ニンニク)の植え付け準備完了

にんにくの植え方は簡単です。掘った穴に、ニンニクの種球(にんにくの鱗片)を入れて、土をかぶせるだけ。植える向きは、鱗片の尖った方を上にします。植え付けの深さは3cmくらい。にんにくの種の上に、3cmくらい土がかぶるようにするとよいです。

にんにくの植え方(大蒜・ニンニクを植える深さは約3cm)
にんにくの鱗片に土をかぶせる(大蒜・ニンニクに覆土して鎮圧する)

にんにくの種球(鱗片)を植え付けた後は、土が湿る程度に水やりをします。水は、やり過ぎに注意しましょう。水を与えすぎると、にんにくが腐ってしまいます。(腐るリスクをなるべく減らしたい場合は、水やりはしなくてもいいです。にんにくは水やりしなくても発芽します。)

植え付け後のにんにく(大蒜・ニンニク)に水やりをする

水やりまで終われば、にんにくの植え付けは完了です。にんにくは発芽適温が15〜20℃くらい。生育適温は、18〜20℃くらいです。順調に行けば、1ヶ月くらいで発芽するはずです。

にんにくの植え付け完了(大蒜・ニンニクの定植完了)

動画版はこちら

にんにくの有機栽培:植え付け(越冬栽培するニンニクは、10月上旬頃が植え時です)- 家庭菜園でにんにく栽培 – YouTube