にんにくの地植え栽培:土作り(元肥の施肥)- ニンニク栽培に必要な肥料
土耕栽培でのニンニク(大蒜・にんにく)の育て方。にんにくの一般的な栽培スケジュールは、10月上旬頃が植え時期(植え付け時期)で、12月~1月頃に最初の追肥時期が来ます。にんにくの収穫時期は、5月~6月頃です。

今回は栽培の初回なので、にんにくの土作りを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)にんにく栽培の区画は、約60cm×60cmの大きさです。

にんにくの栽培に使う肥料(大蒜・ニンニクの元肥を施肥する)
にんにくの土作りに使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が50cc、油粕が100ccです。(有機栽培のニンニクには、有機質肥料の鶏糞と油かすがおすすめです。)

ニンニク(大蒜・にんにく)は有機栽培で育てるので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

にんにくの畝の作り方(土作り後はニンニクの畝を立てる):大蒜・にんにくのマルチ栽培
肥料を入れて土作りした後は、ニンニクの畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。



畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

凹凸があると、植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

あとは、表面に穴あきマルチをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

これで、にんにく(大蒜・ニンニク)の植え付け前の土作り(ニンニクの肥料施肥と畝立て)は完了です。

動画版はこちら
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません