白菜の露地栽培:植え付け – ハクサイ(ミニ白菜)の苗の植え付け時期は、9月中旬頃が適期
無農薬栽培での白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の育て方。前回は、区画に肥料を入れ、土作りをしました。それから約3週間が経過。今回は、白菜(ハクサイ)の苗を植え付けます。

白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の栽培期間は、約2ヶ月ほど。9月中旬頃に白菜の苗を植え付けて、順調に育てば、10月下旬から11月頃に収穫時期が来ます。


白菜の苗の植え付け(ミニ白菜、ハクサイの苗の植え方)
白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の苗の植え方ですが、まず、苗の植え付け位置に穴をあけます。



穴あけには、マルチカッターを使うと便利です。区画に穴をあけたら、白菜(ハクサイ)の植え付け準備は完了です。

植え付け穴には、水を8分目まで入れます。白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の苗は、水が引いてから植えるので、それまで少し待ちます。


この「植え付け穴を水で満たす」作業は、苗の植え方において、重要なポイントの一つです。白菜のように、苗から育てる野菜というのは、ポットに土が少なく、しかもその土が乾いてることが多いです。(余分な水分を減らした方が、輸送しやすいですし、輸送に使うダンボール等も濡れなくて済みます。)
人間で言うと「喉が渇いてる状態」なので、事前に植え付け場所を水で満たしておくと、その後の成長がスムーズになります。植え付け後の苗が、畑の土にしっかり根付くことを「活着した」とか「活着率が良い」といいます。
土が崩れないよう慎重に、白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の苗を取り出します。その後、苗の上下を戻し、穴に植え付けます。


穴と苗の間に隙間があるとうまく育たないので、よけておいた土を戻して、隙間を埋めます。(畝の土と、ポットの土が密着するように。)隙間が埋まったら、根元周辺の土を軽く押さえておきます。その際、苗が傷つかないよう注意します。


白菜(ミニ白菜、ハクサイ)を植え付けた後は、水やりをしっかりしておきます。(定植した白菜の株を畝に定着させるため。)

水は、葉にかからないよう、株元に与えて下さい。上から水をザーッとかけると、はねた土が葉に付いて、それが元で病気になることがあります。
最後に、白菜の区画に防虫ネット(虫除けネット)をかぶせておきます。(防虫ネットは、白菜の土作りの時に設置済みです。)アブラナ科の白菜は、虫がつきやすい野菜です。生育初期にダメージを受けると、後の生育に悪影響を及ぼすことがあるので、虫除けネットは必ず設置しましょう。

これで、白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の植え付けは完了です。
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