白菜の有機栽培:肥料の追肥(ミニ白菜の追肥の仕方)- ハクサイの自家栽培
マルチ栽培での白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の育て方。前回は、白菜の苗の植え付けを行いました。それから約2週間が経過。今回は、成長してきた白菜(ハクサイ)に肥料を追肥します。

白菜(ミニ白菜、ハクサイ)に追肥する時期は、植え付けから約2~3週間経過した頃が目安です。秋冬に栽培するアブラナ科の野菜は、白菜の他に、ブロッコリーやカリフラワー、キャベツなどがありますが、どの野菜でも、追肥のタイミングはだいたい同じです。苗から育てるアブラナ科野菜であれば、植え付けから約3週間~1ヶ月後が追肥時期になります。

白菜の追肥方法(ミニ白菜、ハクサイの追肥の仕方)
白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の追肥の仕方ですが、株元から約20cm離れたところに2ヶ所入れます。

白菜(ハクサイ)は、植え付け時期から約1ヶ月経つと、株元から20cmぐらい離れたところまで根が伸びています。なので、20cm先に追肥をするというわけです。(肥料というのは、白菜の根が伸びていく先に施すと、効果が大きい。)
追肥箇所はマルチシートの下になるので、肥料を入れやすいよう、マルチをあらかじめ切っておきます。

追肥する量は、1ヶ所あたり鶏糞20ccです。鶏糞は、白菜(ミニ白菜、ハクサイ)栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。

追肥の仕方は、切れ目に移植ゴテを約10cm挿し込んで隙間を広げ、そこに鶏糞を入れます。(1ヶ所あたり20ccの鶏糞を追肥するので、2ヶ所分で計40ccの鶏糞が必要です。)


肥料は、適切な量を守って入れるようにしましょう。(今回の追肥の場合は、20cc×2ヶ所=40cc)追肥量が多いと、害虫の被害を受けやすくなったり、生育不良を起こしたりします。白菜の味が苦くなったり、「えぐみ」が出ることもあるので、注意しましょう。

あとは、肥料に水をかけて土をかぶせ、防虫ネットを戻します。これで、白菜(ミニ白菜、ハクサイ)の追肥作業は完了です。



追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、追肥の肥料は、必ず土の中に埋めるようにしましょう。肥料が地表に出ていたり、マルチの上に残っていたりすると、肥料の匂いに誘われて、害虫が寄ってきます。

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