大根(だいこん)の栽培:間引き(ダイコン・ミニ大根の自家栽培)- 間引きで生育の良い大根を残す

露地栽培での大根(ダイコン・ミニ大根)の育て方。前回は、大根の種まきをしました。それから約20日が経過。今回は、大根(だいこん)の間引きをします。

大根(ダイコン・ミニ大根)の間引き(間引きして、大根を大きく育てる)

大根(ダイコン・ミニ大根)やトウモロコシなど、種から育てる野菜は、間引きしながら栽培するのが定石です。間引きで生育の良い大根を残すことで、病害虫にかかりにくくなりますし、株のサイズも大きくなります。(生育の良い大根=健康な大根ということなので、病害虫に強く、充実した株に成長します。)

大根の栽培区画(露地栽培のダイコン・ミニ大根)

大根の間引き(だいこん・ミニ大根の栽培管理):大根の上手な育て方

大根(ダイコン・ミニ大根)の間引きは、マルチの穴1つあたり1株だけ残すようにします。(生育の良い大根を1株だけ残して、それを大きく育てる。)間引き時期は、大根の種が発芽して、本葉が出そろってきた頃です。

発芽した大根(だいこん・ミニ大根)の株

大根の間引きでは、生育不良気味の株はとってしまうようにしましょう。病気になってそうな株や、弱弱しくて成長が見込めないような株は間引きの対象です。

大根の間引き方(ダイコン・ミニ大根の間引き方法)

間引き方は、大根(だいこん・ミニ大根)の株元にハサミをあてて、地際でカットするのが確実です。大根の株を手で持って引き抜く、という間引き方は、あまりおすすめしません。なぜかというと、引き抜く時に、隣の大根の根を傷つけることがあるからです。(間引きは、残す株を傷つけないよう、慎重に。)

間引いた大根(だいこん・ミニ大根の間引き菜)

大根の土寄せ(土を寄せて、ダイコン・ミニ大根の株を安定させる)

間引きしたついでに、大根の土寄せも行っておきます。土寄せとは、根元に土を盛ることです。大根の株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。

大根(ダイコン・ミニ大根)の土寄せ

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