にんにくの有機栽培:鶏糞を追肥(冬越しニンニクの初回の追肥は、12月頃が適期です)- 地植えでにんにく栽培

自家栽培でのニンニク(大蒜・にんにく)の育て方。前回は、にんにくの種球(鱗片)の植え付けをしました。それから約2ヶ月が経過。今回は、にんにくに追肥をします。(追肥をして、にんにくの根張りや生育を促進させる。)

にんにく(大蒜・ニンニク)の追肥(にんにくに有機肥料を追肥)

にんにく(大蒜・ニンニク)の追肥時期は、その年の生育状況にもよりますが、収穫時期までに2~3回あります。1回目のニンニクの追肥時期は12月頃で、2回目は1月か、2月頃です。3回目の追肥をする時は3月頃になることが多いです。

追肥時期になったニンニク(大蒜・にんにくの1回目の追肥)

にんにくの追肥のやり方(大蒜・ニンニクの追肥方法)

にんにく(大蒜・ニンニク)の追肥のやり方ですが、追肥位置はニンニクの株元なので、まず、株元の土を少し崩します。(マルチ栽培のニンニクは、マルチの上からだと追肥しにくいので、穴の周りの土をほぐして追肥する。)

にんにくの追肥位置(大蒜・ニンニクは株元に追肥する)
にんにくに追肥しやすいよう、土を崩す

追肥の肥料は、鶏糞です。鶏糞は、にんにく栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。にんにく追肥の肥料としておすすめです。

にんにくの追肥に使う鶏糞(有機栽培の大蒜・ニンニクには、鶏糞がおすすめ)

追肥量は、にんにく1株あたり、鶏糞約10ccです。これをニンニクの株元に埋めます。

にんにく(大蒜・ニンニク)の追肥方法

追肥した肥料には水をかけて、土をかぶせておきます。これで、にんにく(大蒜・ニンニク)の追肥は完了です。

追肥した鶏糞に水をかける
土をかぶせる

追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、追肥の肥料は、必ず土の中に埋めるようにしましょう。肥料が地表に出ていたり、マルチの上に残っていたりすると、肥料の匂いに誘われて、害虫が寄ってきます。

にんにく(大蒜・ニンニク)の追肥完了です

動画版はこちら

にんにくの有機栽培:鶏糞を追肥(冬越しニンニクの初回の追肥は、12月頃が適期です)- 地植えでにんにく栽培 – YouTube