のらぼう菜の育て方:摘心と追肥(なばなの花蕾を摘む&追肥2回目)

オーガニック栽培でのナバナ(のらぼう菜)の育て方。今回は収穫時期に向けて、のらぼう菜の摘心をします。摘心すると、のらぼう菜は脇芽が増えて、栄養が必要になります。なので、追肥(2回目)もします。

のらぼう菜(なばな)の摘心と追肥

のらぼう菜の摘心(なばなの花蕾を摘む)

のらぼう菜(菜花)は、中心の部分に蕾(つぼみ)が付きました。

のらぼう菜の花蕾

のらぼう菜の摘心は、この蕾(花蕾)を摘みます。花蕾が咲いてしまうと、のらぼう菜に苦味が出たり、茎が硬くなったりして、食味が落ちます。なので、蕾のうちに摘心して、収穫してしまいます。

のらぼう菜の摘心

収穫したのらぼう菜の花蕾は、茹でて食べると美味しいですよ。

のらぼう菜の追肥(菜花の追肥:2回目)

摘心したタイミングで、のらぼう菜への追肥も行っておきます。追肥する場所は、前回の追肥の時と同様、のらぼう菜の畝の下、通路のところ2ヶ所です。

のらぼう菜の区画のマルチシートをめくる
のらぼう菜の追肥箇所

前回の追肥は、約1ヶ月前の11月上旬頃でした。

のらぼう菜の追肥に使うのは、有機肥料の鶏糞です。追肥量は1ヶ所あたり鶏糞20cc。鶏糞の量は、計量カップなどではかりましょう。

のらぼう菜の追肥に使う鶏糞20cc

追肥の仕方は、のらぼう菜の畝の下、通路のところに深さ約10cmの溝を掘り、そこに鶏糞を入れます。(溝を掘る際は、移植ゴテを使って下さい。)

追肥箇所に鶏糞を入れる

肥料は偏らないよう、2ヶ所にまんべんなくまいて下さい。注意点は入れ過ぎないこと。肥料を入れ過ぎると、のらぼう菜の花蕾が苦くなったり、生育不良になったりします。追肥の鶏糞は、1ヶ所20ccという適切な量を守りましょう。

鶏糞入りました

追肥後は、鶏糞に水をかけて、土をかぶせます。水をかけるのは、微生物が分解しやすくするため。土は、肥料の臭いを隠すためです。(鶏糞の臭いで虫が寄ってこないように。)

追肥した肥料に水をかける
鶏糞に土をかぶせる

最後に、めくっていたマルチシートを戻せば、のらぼう菜の摘心&追肥は完了です。12月くらいになると、寒さで虫も寄り付かなくなってくるので、このタイミングで防虫ネットは撤去しておきます。

のらぼう菜の摘心&追肥作業完了

ナバナ(のらぼう菜)の育て方。土作りから始めたい方はこちらをどうぞ。

畝を立てたのは9月上旬。暑さで土が乾燥し硬くなっていたので、畝に水をまいてから土を耕しました。

ナバナの苗の植え付けは、10月中旬頃に行いました。

動画版はこちら

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