とうもろこしの有機栽培:土作り(元肥の施肥)- とうもろこしに必要な肥料
自家栽培でのとうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の育て方。とうもろこしの一般的な栽培スケジュールは、4月頃に種まきをして、その後、1ヶ月後くらいから追肥を2回して、収穫という流れになります。(害虫被害を避けるため、3月頃から育てる場合もあります。)
栽培する品種にもよりますが、とうもろこしの収穫時期は、種まきから約70~80日後です。
とうもろこしの露地栽培では、種を畑に直まきして育てるのが基本ですが、ポットで育苗してから植え付ける栽培方法もあります。

今回は栽培の初回なので、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の土作りを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)とうもろこし栽培の区画は、約60cm×60cmの大きさです。

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の栽培に使う肥料(施肥)
とうもろこしの土作りに使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が50cc、油粕が50ccです。(有機栽培のとうもろこしには、有機質肥料の鶏糞と油かすがおすすめです。)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)は有機栽培で育てるので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

とうもろこしの畝の作り方(土作り後はトウモロコシ・とうきびの畝を立てる):もろこしのマルチ栽培
肥料を入れて土作りした後は、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。



畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

凹凸があると、苗の植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

これで、とうもろこしの種まき前の土作り(とうきび・トウモロコシの肥料施肥と畝立て)は完了です。

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