玉ねぎの有機栽培:苗の植え付け(秋植えの玉ねぎは11月上旬頃が植え時期です)- 玉ねぎの苗の植え方
家庭菜園での玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の育て方。前回は、玉ねぎの土作り(施肥と畝立て)をしました。それから約20日が経過。今回は、玉ねぎの植え付け(定植)を行います。

秋植えの玉ねぎ(早生品種のタマネギ・玉葱)は、11月上旬頃が植え付けの適期になります。11月に植え付けて、越冬(冬越し)させながら栽培し、収穫時期は5月頃になります。秋植え春どりの玉ねぎです。


玉ねぎの苗の植え方(タマネギ・玉葱の植え付け方)- 植え付けの深さは?
玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の植え方ですが、まず、苗の植え付け位置に穴をあけます。玉ねぎの植え付けの深さは、約3cmが適切です。割りばしのような棒状のものに3cmの印をつけておけば、深さが分かりやすくていいと思います。

区画内のマルチ穴全てに穴をあけたら、玉ねぎの植え付け準備は完了です。

玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の苗の植え方は簡単です。植える数は、1穴につき、玉ねぎの苗1本。根元から3cmのところまで土に埋めます。
玉ねぎの苗には、葉っぱの分かれ目があるので、そこを目安にする植え付け方法もあります。「苗の根元から葉の分かれ目までの長さ」の半分くらいまで土の中に埋めれば、適切な植え付け深さになります。

玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の植え方は、基本的に浅植えです。浅植えですが、根が地表に出てしまうと良くないので、しっかり土の中に入れておきます。葉の分かれ目も、埋めずに地表に出しておいてください。(葉が分かれているところまで埋めると、深植えで生育不良になりやすい。)

植え付けた後は、玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の苗の根元を鎮圧しておきます。鎮圧(ちんあつ)とは、手で土を押さえて固めることです。
苗を植え付けた後に鎮圧しておくと、玉ねぎの株元が締まって安定します。根元がぐらつかないので、玉ねぎの活着率も良くなります。(活着とは、植え付け後の苗がしっかり根付くこと。)

あとは、土が湿る程度に水やりすれば、玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の植え付けは完了です。

動画版はこちら










ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません