大根(だいこん)の栽培:収獲(秋まきのダイコン・ミニ大根が収穫時期です)- 初心者でもできる大根の育て方
有機栽培での大根(ダイコン・ミニ大根)の育て方。前回は、大根の間引きをしました。それから約1ヶ月が経過。露地栽培で種から育ててきた大根(ミニ大根)も、そろそろ収穫時期になってきたので、採りたいと思います。

収穫前に、大根(ダイコン・ミニ大根)の栽培方法についておさらいします。(8月下旬に行った「大根の土作り」から、9月下旬に行った「大根の間引き」まで。)

大根の栽培方法:おさらい(ダイコン・ミニ大根のマルチ栽培)
大根の土作りと種まき(ミニ大根に適した土の作り方と、種の植え方):大根の露地栽培
大根(ダイコン・ミニ大根)は、8月下旬頃に種まき(播種)前の土作りを行いました。大根栽培に使う堆肥・肥料は、牛糞と油粕です。(油かすは、有機栽培の大根・ミニ大根におすすめの肥料。)

大根(ダイコン・ミニ大根)の土作りは、種まき時期の2~3週間前にしておくと良いです。土作りをした後、しばらく土を寝かしておくと、種まき(播種)までの間に肥料が土に馴染み、種まき時期にちょうどいい状態になります。(有機肥料は土に馴染むまで、最低でも約2週間かかる。)

大根の種まき時期(播種時期)は、9月上旬頃でした。大根(ダイコン・ミニ大根)のように、秋から種まきをして育てる野菜は、9月下旬頃までに播種しておくと、株全体がしっかり成長してくれます。

気候が涼しくなってからの播種だと、大根の株自体がなかなか大きくなってくれません。(野菜は、人間よりも気温の変化に敏感です。)根の部分が充実した大根を収穫するには、まだ残暑が残るくらいの時期に土づくりと種まきをする必要があります。
大根の間引き(ダイコン・ミニ大根は本葉が出てきたら間引き時期です)
大根(ダイコン・ミニ大根)の間引きは、9月下旬に行いました。大根の間引き時期は、本葉が3~4枚出てきた頃です。間引きでは、1穴あたり1株だけ残すようにします。残すのは、生育旺盛な大根です。(茎や葉を観察して、元気な大根の方を残す。)

間引きをしたら、ついでに土寄せも行っておくとよいです。土寄せは、根元に土を盛ることです。大根の株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。

大根の収穫(種から育ててきたダイコン・ミニ大根が収穫時期です)
大根(ダイコン・ミニ大根)の収穫タイミングは、大根の太さ(直径)が目安になります。青首大根は直径約8cm、聖護院大根は直径約10cm、短形大根は直径約6~7cmが収穫のタイミングです。

収穫時期を逃して、土の中に長く置いた大根は、「す」が入る(中身がスカスカになる)ことがあります。「す」が入った大根は、食べてもあまり美味しくないので、なるべく遅れずに収穫するようにします。収穫のタイミングが遅くなると、実が割れることもあるので注意しましょう。
大根の収穫方法は、「株ごと」です。根元をしっかり持ち、そのまま引き抜きます。


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