玉ねぎのマルチ栽培:鶏糞を追肥(早生タマネギの初回の追肥は、12月頃が適期です)- 地植えで玉葱栽培
自家栽培での玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の育て方。前回は、玉ねぎの苗の植え付けをしました。それから約1ヶ月が経過。今回は、玉ねぎ(タマネギ)に追肥をします。(追肥をして、玉ねぎの根張りや生育を促進させる。)


玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の追肥時期。1回目が12月なのはなぜ?
冬に玉ねぎの株が枯れないようにするため
玉ねぎ(タマネギ・玉葱)は、根が浅く、寒さの影響を受けやすい野菜です。寒さが厳しくなってくると、その寒さに耐えられず、枯れてしまうことがあります。なので、まだ寒さがそれほど厳しくない12月に追肥しておいて、株の生育を促進しておきたいわけです。
玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の追肥時期はトータル何回?
株の生育具合にもよるが、玉ねぎの追肥は、収穫までに2~3回行う
玉ねぎの追肥は、12月に1回行い、次の追肥のタイミングは1月です。2回目の追肥時期が1月なのは、肥料の分解に時間がかかるからです。
玉ねぎの肥大は、春先(2月中旬)くらいから盛んになっていきます。その時に肥料の成分を効かせるためには、1月中に土の中に肥料を入れておく必要があります。
鶏糞のような有機肥料は、寒いと分解されるまでに約1ヶ月くらいかかるので、肥料が必要な2月から逆算すると、「玉ねぎの2回目の追肥タイミングは1月」ということになるわけです。
玉ねぎの追肥のやり方(タマネギ・玉葱の追肥方法)
玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の追肥のやり方ですが、追肥位置は玉ねぎの株元なので、まず、株元の土を少し崩します。(マルチ栽培のタマネギは、マルチの上からだと追肥しにくいので、穴の周りの土をほぐして追肥する。)


追肥の肥料は、鶏糞です。鶏糞は、タマネギ栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。玉ねぎ追肥の肥料としておすすめです。

追肥量は、玉ねぎ1株あたり、鶏糞約5ccです。これをタマネギの株元に埋めます。

追肥した肥料には水をかけて、土をかぶせておきます。これで、玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の追肥は完了です。


追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、追肥の肥料は、必ず土の中に埋めるようにしましょう。肥料が地表に出ていたり、マルチの上に残っていたりすると、肥料の匂いに誘われて、害虫が寄ってきます。

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