玉ねぎのマルチ栽培:植える前の土作り(元肥の施肥)- 家庭菜園初心者でもできるタマネギ栽培

有機栽培での玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の育て方。たまねぎの一般的な栽培スケジュールは、その年の気候や栽培品種によって変動します。

極早生や早生品種の玉ねぎは、10月中旬から11月上旬頃が苗の植え時期(植え付け時期)になります。10月から11月の秋植えのタマネギは、収穫時期が4月か5月頃になります。

玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の土作り

今回は栽培の初回なので、玉ねぎ(玉葱・たまねぎ)を植える前の土作りを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)タマネギ栽培の区画は、約60cm×60cmの大きさです。

玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の栽培区画

タマネギの栽培に使う肥料(玉ねぎを植える前の土作り)- 元肥は鶏糞や油粕がおすすめ

玉ねぎ(タマネギ・玉葱)の土作りに使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が50cc、油粕が100ccです。(有機栽培のタマネギには、有機質肥料の鶏糞と油かすがおすすめです。)

タマネギ栽培に必要な肥料(玉葱・たまねぎの元肥)

タマネギ(玉葱・たまねぎ)は有機栽培で育てるので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

たまねぎの肥料を土に混ぜ込む(玉葱・タマネギの元肥を土に施肥する)

たまねぎの畝の作り方(土作り後はタマネギの畝を立てる):玉葱・たまねぎのマルチ栽培

肥料を入れて土作りした後は、タマネギの畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。

土作り後は、タマネギ(玉葱・たまねぎ)の畝を立てる
畝の縁
畝の縁は、移植ゴテを使って固める

畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

畝の上は平らにならす

凹凸があると、植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

たまねぎ(玉葱・タマネギ)の畝の形が整いました

あとは、表面に穴あきマルチをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

たまねぎ(玉葱・タマネギ)の畝にマルチを張る

これで、たまねぎ(玉葱・タマネギ)を植える前の土作り(タマネギの肥料施肥と畝立て)は完了です。

たまねぎ(玉葱・タマネギ)を植える前の土作り完了です

動画版はこちら

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