春菊(しゅんぎく)の栽培:収穫(秋まきの春菊が収穫時期です)- 種まき時期が9月の春菊を収穫

家庭菜園での春菊(しゅんぎく・菊菜)の育てかた。前回は、春菊の間引きをしました。それから約20日が経過。露地栽培で種から育ててきた春菊も、そろそろ収穫時期になってきたので、採りたいと思います。

春菊(しゅんぎく・菊菜・シュンギク)の収獲(9月に種まきした春菊が、収穫時期になりました)

収穫前に、春菊(しゅんぎく・菊菜)の栽培方法についておさらいします。(8月下旬に行った「春菊の土作り」から、9月下旬に行った「春菊の間引き」まで。)

収穫時期になった春菊(種まきから収穫まで世話したしゅんぎく・菊菜)

春菊の栽培方法:おさらい(種から育てる菊菜・しゅんぎく)

春菊の土作りと種まき(しゅんぎく・菊菜に適した土の作り方と、種の蒔き方):春菊の露地栽培

春菊(シュンギク・菊菜)は、8月下旬頃に種まき(播種)前の土作りを行いました。春菊栽培に使う堆肥・肥料は、牛糞と油粕です。(油かすは、有機栽培の春菊・しゅんぎくにおすすめの肥料。)

春菊の栽培に使う肥料(種まき前に施しておく菊菜・しゅんぎくの肥料)

春菊の土作りは、種まき時期の2~3週間前にしておくと良いです。土作りをした後、しばらく土を寝かしておくと、種まき(播種)までの間に肥料が土に馴染み、種まき時期にちょうどいい状態になります。(有機肥料は土に馴染むまで、最低でも約2週間かかる。)

春菊の肥料を土に混ぜ込む(しゅんぎく・菊菜の元肥を施肥する)

春菊の種まき時期(播種時期)は、9月上旬頃でした。春菊(しゅんぎく・菊菜)のように、秋から種まきをして育てる野菜は、9月下旬頃までに播種しておくと、株全体がしっかり成長してくれます。

春菊の種まき時期は9月上旬頃(しゅんぎく・菊菜の播種時期は9月が適期)

気候が涼しくなってからの播種だと、春菊の株自体がなかなか大きくなってくれません。(野菜は、人間よりも気温の変化に敏感です。)株が充実した春菊を収穫するには、まだ残暑が残るくらいの時期に土づくりと種まきをする必要があります。

春菊の間引き(しゅんぎく・菊菜は本葉が出てきたら間引き時期です)

春菊(しゅんぎく・菊菜)の間引きは、9月下旬に行いました。春菊の間引き時期は、本葉が4~5枚出てきた頃です。間引きでは、1穴あたり1株だけ残すようにします。残すのは、生育旺盛な春菊です。(茎や葉を観察して、元気な春菊の方を残す。)

春菊(しゅんぎく・菊菜・シュンギク)の間引き

間引きをしたら、ついでに土寄せも行っておくとよいです。土寄せは、根元に土を盛ることです。春菊の株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。

春菊(しゅんぎく・菊菜)の土寄せ(倒伏を防止して、春菊の生育を促す)

春菊の収穫(種から育ててきた菊菜・しゅんぎくが収穫時期です)

春菊(しゅんぎく・菊菜)の収穫タイミングは、草丈が15~20cmになった頃です。春菊には、「株張り型」と「株立ち型(摘み取り型)」の2種類のタイプがあって、適した収穫方法が少し違います。

株張り型の春菊は、根元で分枝が進み、株が横に広がるタイプなので、株ごと収穫するのに向いています。

株立ち型(摘み取り型)の春菊は、垂直方向に伸びるタイプで、下葉を4~5枚残して収穫すると、脇芽が伸びてきて、複数回の収穫が可能です。

収穫時期になった春菊(しゅんぎく・菊菜)
収穫した春菊(ちょうど食べごろのしゅんぎく・菊菜)

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