メロンの露地栽培:人工受粉(サンライズメロンの受粉方法)- ネットメロンの空中栽培・立体栽培
無農薬栽培でのメロン(露地ネットメロン)の育て方。前回は、メロン(サンライズメロン)の摘心をしました。今回は、メロンの受粉(人工受粉)です。

メロンは、露地栽培していれば、風や虫を介して受粉し、実ができる可能性がありますが、確実に実をつけたいなら、人工受粉することをおすすめします。

メロンの受粉の仕方(露地ネットメロンの受粉方法)
メロンの受粉方法(人工受粉のやり方)は、簡単です。メロン(露地ネットメロン)の雄花を摘んできて、雄花についている「おしべ」と、雌花についている「めしべ」をくっつけてあげるだけ。(メロンの雄花は、受粉にだけ必要なので、開花したものは摘んでしまってかまいません。)


メロンの受粉は、花の鮮度が重要です。雄花も、雌花も、当日開花するものを使います。受粉させる時間は午前中。午前10時頃までに受粉させることができれば、実が付く確率が上がります。
メロン(露地ネットメロン)の人工受粉をしたら、受粉した日付を記録しておくと良いです。サンライズメロンの場合、人工受粉がうまくいけば、受粉日から45日ぐらいで収穫できるようになります。(受粉が失敗した場合は、実が大きくならず、雌花が枯れて落ちてしまいます。)


メロンの収穫時期は、積算温度からも計算できます。積算温度とは、毎日の平均気温を合計したもので、その日の平均気温は、(最低気温+最高気温)÷2で計算できます。

地点ごとの最低気温、最高気温は気象庁のサイトで確認できます。
今年育てているサンライズメロンは、収穫までの積算温度がどれくらいか分からないのですが、ネットで調べたところ、ネットメロンは1000~1200℃だそうです。メロンの積算温度は、品種によって違うみたいなので、収穫時期は温度よりも、受粉からの日数を目安にした方がよさそうです。

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