空芯菜(クウシンサイ)の栽培:種まき(空芯菜の種からの育て方)- エンサイ・エンツァイの播種
マルチ栽培での空芯菜(クウシンサイ・エンサイ)の育て方。前回は、空芯菜の土作り(肥料の施肥と畝立て)をしました。今回は、空芯菜(クウシンサイ)の種まきです。空芯菜の種まきは、畑に直接種をまく「直播き(じかまき、じきまき)」で行います。

空芯菜(クウシンサイ・エンツァイ)は、熱帯原産で生育適温は25~30℃くらい。暑さに強い野菜なので、種まき時期が6月後半から7月くらいになっても大丈夫です。夏に種まきできる葉物野菜として重宝すると思います。(春夏野菜のサニーレタスやサンチュは、気温が高くなってくると、成長が止まってしまう。)


空芯菜の種まき(クウシンサイ・エンサイの種まき):地植え空芯菜の種の植え方
空芯菜は、約60cm×60cmの区画に穴を4つあけます。空芯菜の株間(穴の間隔)は約30cmです。穴あけにはマルチカッターを使います。(マルチカッターであたりをつけ、ビニールだけ切る。)



栽培区画の4ヶ所に穴をあけたら、空芯菜の種まき準備は完了です。

空芯菜の種は、マルチの穴1つにつき4粒まきます。この種の蒔き方を「点まき」といいます。(点まき=穴をあけた場所に3~5粒の種をまとめてまくこと。空芯菜だけでなく、枝豆や大根の栽培でも行う種まき方法です。)

種をまく深さは約1cmです。指で1cmの深さに押し込みます。指の先端を土の中に押し込むようにすれば、1cmの深さになります。

土に空芯菜の種を押し込んだら、種に土をかぶせ、手で上から押さえます。種まきした後、手で押さえることを「鎮圧(読み方は、ちんあつ)」といいます。

鎮圧した空芯菜(クウシンサイ)の種には、不織布をかぶせます。(不織布は風で飛ばされないよう、Uピンを刺して固定します。)不織布をかぶせておくと、種の乾燥を防げますし、水やりの水や雨水が直接土に当たらないので、種を保護できます。

不織布をかけたら、土が湿る程度に水やりをします。これで空芯菜(クウシンサイ・エンサイ)の種まきは完了です。水は、やり過ぎないようにしましょう。水分を与えすぎると、空芯菜の種が腐ってしまいます。


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