空芯菜(クウシンサイ)の栽培:土作り(肥料の施肥)- エンサイ・エンツァイ栽培に必要な肥料
自家栽培での空芯菜(クウシンサイ・エンサイ)の育て方。今回は、空芯菜栽培の初回なので、土作りをします。栽培方法は、空芯菜(エンサイ・エンツァイ)の種を土に直接播種する「地植え栽培(露地栽培)」です。

空芯菜(クウシンサイ・エンツァイ)栽培に最適な時期は、春夏です。種まき時期の適期は、4月~5月頃です。空芯菜の種を4月頃にまいて、順調に成長すれば、6月頃に収穫時期が来ます。
空芯菜は、暑さに強い野菜なので、種まき時期が6月上旬頃になっても大丈夫です。栽培方法が葉物野菜と同じなので、ほうれん草や小松菜の栽培経験があれば、育てられると思います。
これから行う「土作り」は、空芯菜の種まき前の準備です。栽培区画に堆肥や肥料を入れて耕し、畝を作ります。空芯菜の栽培区画の大きさは、約60cm×60cmです。

空芯菜(クウシンサイ・エンサイ)の栽培に使う肥料(施肥)
空芯菜の土作りに使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は油粕が100ccです。(有機栽培の空芯菜には、有機質肥料の油かすがおすすめです。)

空芯菜(エンサイ・エンツァイ)は有機栽培で育てるので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥と油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

空芯菜の畝の作り方(土作り後はエンサイ・エンツァイの畝を立てる):クウシンサイのマルチ栽培
肥料を入れて土作りした後は、空芯菜(クウシンサイ・エンツァイ)の畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。



畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

凹凸があると、空芯菜の種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

これで、空芯菜の種まき前の土作り(エンサイ・エンツァイの肥料施肥と畝立て)は完了です。

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