空芯菜(クウシンサイ)の栽培:収穫(夏野菜のクウシンサイが収穫時期です)- 空芯菜の収穫の仕方
土耕栽培での空芯菜(クウシンサイ・エンサイ)の育て方。前回は、空芯菜の間引きについて解説しました。それから約10日が経過。露地栽培で種から育ててきた空芯菜も、そろそろ収穫時期になってきたので、採りたいと思います。

収穫前に、空芯菜(エンツァイ)の栽培方法についておさらいします。(5月下旬に行った「空芯菜の土作り」から、6月中旬に行った「空芯菜の間引き」まで。)

空芯菜の栽培方法:おさらい(種から育てるクウシンサイ)
空芯菜の土作りと種まき(クウシンサイに適した土の作り方と、種の蒔き方):エンサイの露地栽培
空芯菜(エンサイ・エンツァイ)は、5月下旬頃に種まき前の土作りを行いました。空芯菜の栽培に使う堆肥・肥料は、牛糞と油粕です。(油かすは、有機栽培の空芯菜におすすめの肥料。)

空芯菜は、熱帯アジア原産の野菜で、温暖な気候を好むので、4月中旬以降が土作り&種まき時期の適期です。空芯菜は種まき可能時期が幅広く、6月くらいまで種まきできます。

空芯菜の種まき時期は、土作りをした当日でした。空芯菜(エンサイ)は種から育てるので、土づくりと種まきの間隔は短くても大丈夫です。

空芯菜の種まき方法は、「点まき」です。マルチの穴1つにつき4粒まきます。空芯菜(クウシンサイ)は嫌光性種子で、発芽に光が不要なので、1cm程度の深さで種まきします。

空芯菜の間引き(クウシンサイ・エンサイは生育良好な株を残して、大きく育てる)
空芯菜(エンサイ・エンツァイ)の間引きは、6月中旬に行いました。間引きでは、1穴あたり1~2株残すようにします。残すのは、生育旺盛な空芯菜です。(茎や葉を観察して、元気な空芯菜を残す。)

空芯菜(クウシンサイ)の間引きの目安は、本葉が2~3枚出た頃です。葉が増えて風通しが悪くなると、空芯菜が病害虫にかかりやすくなるので、適期に間引くようにしましょう。
間引きをしたら、ついでに土寄せも行っておくとよいです。土寄せは、根元に土を盛ることです。空芯菜(エンツァイ)の株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。

空芯菜の収穫(種から育てた空芯菜が収穫時期です)
空芯菜(エンサイ・エンツァイ)の収穫は、草丈20cmくらいからできるようになります。収穫方法は、まず、空芯菜の中心の茎(主茎)の先を摘んで摘心します。


空芯菜は、摘心する(先端の芽を摘む)ことで脇芽が伸び、葉っぱの収穫量が増えます。伸びてきた空芯菜の脇芽は、脇芽の1節目を残して収穫します。そうすれば、脇芽が次々と増えて、空芯菜をたくさん収穫することができます。

空芯菜(クウシンサイ)の脇芽は、しばらくすればまた伸びてくるので、伸びたら摘心して収穫しましょう。(脇芽の1節目を残して摘心する。)空芯菜は、この収穫方法にすることで、収穫量が増えます。


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