じゃがいもの収穫(マルチ栽培の馬鈴薯・ジャガイモを収穫します)- 2月に植え付けたじゃがいもが収穫時期です
地植え栽培でのじゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の育て方。2月に定植した「春植え」のジャガイモが、そろそろ掘りどきになってきたので、収穫します。(露地栽培でジャガイモを育てると、自分が育てたイモで「じゃがいも掘り」体験ができます!)

収穫前に、じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の栽培方法についておさらいします。(1月下旬に行った「じゃがいもの土作り」から、5月初旬に行った「じゃがいもの追肥(2回目)」まで。)

じゃがいもの栽培・管理:おさらい(馬鈴薯・ジャガイモの露地栽培)
ジャガイモの土作りと植え付け(馬鈴薯・ジャガイモの元肥施肥と、種芋の植え方)
今年の春植えのじゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)は、1月下旬頃に土作りを行いました。土作りに使う堆肥は牛糞、肥料は鶏糞です。

じゃがいもは、春と秋に植え付け時期が来ますが、春のジャガイモは若干早め(2月上旬頃)に植え付けておくと、梅雨が来る前に収穫できます。
じゃがいもは、春夏野菜の中では、かなり早く栽培が始められますし、品種も多いです。栽培方法もわりと簡単ですし、育てる手間もかからないので、家庭菜園におすすめです。
土作りをした後は、しばらく土を寝かしておくと、肥料が土に馴染み、じゃがいもの植え付け時期にちょうどいい状態になります。(寝かしている2~3週間の間に、肥料がこなれて、じゃがいも栽培に適した土になる。)

じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の植え付けは、2月上旬頃でした。じゃがいもの植え付け方は簡単です。土に掘った穴に、種芋を埋めるだけ。植える深さは10~15cmくらいです。
じゃがいもを植える向きは、芽を上向きにする方法と、芽を下向きにする「逆さ植え」があります。

じゃがいもの芽かきと土寄せ
じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)は発芽した後、芽かきをする必要があります。芽かきとは、多く出たジャガイモの芽を間引くことです。芽かきしなくても、ジャガイモは収穫できますが、1個あたりの大きさは小さくなります。(芽かきで残すのは、2~3本。)

芽かき後は、土寄せを行っておきます。土寄せとは、じゃがいもの根元に土を盛ることです。土寄せしておくと、倒伏を防止できますし、じゃがいもの生育も促進されます。マルチ栽培でビニールマルチを張っている場合は、できる範囲内で土寄せしておきます。

じゃがいもの追肥(馬鈴薯・ジャガイモの栽培管理)
じゃがいもの植え付けから約2ヶ月が経過。4月中旬頃には、じゃがいもの追肥(1回目)をしました。今シーズンは、芽かき・土寄せから10日以上経ってからの追肥でした。

じゃがいもの追肥に使う肥料は鶏糞です。追肥の注意点は、肥料を入れ過ぎないこと。肥料過多だと、じゃがいもが生育不良になったり、病害虫が付きやすくなったりするので、適量を守りましょう。

じゃがいもの2回目の追肥は、5月初旬でした。2回目の追肥の目安は、花が咲いたタイミングなんですが、花や蕾がつかない株もあるので、追肥時期の見極めが少し難しいかもしれません。


花が咲かないじゃがいもの場合は、1回目の追肥から約3週間後くらいが、2回目の追肥時期かなと思います。じゃがいもは、肥料がそれほど多くなくても育つので、2回目の追肥は無くてもいいかもしれません。
土寄せしておくと、イモの肥大が促進されるので、追肥と合わせて行っておくとよいです。
じゃがいもの収穫(マルチ栽培の馬鈴薯・ジャガイモが収穫時期です)
いよいよジャガイモ(馬鈴薯・じゃがいも)の収穫時期です。収穫のタイミングを判断する目安は、じゃがいもの株です。茎や葉が枯れてきたら、そろそろ掘る時期です。

じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)は、株ごと掘り起こして収穫します。掘り方は、少し離れたところにシャベルなどを差し込みます。じゃがいもの株元近くだと、イモを傷つけてしまう可能性があるので、気をつけましょう。


今季のジャガイモも、無事に収穫時期をむかえることができました。じゃがいもは、あと2株分残っているので、様子を見ながら、「収穫どき」になったら掘りたいと思います。

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