ピーマンの栽培:支柱の立て方(京波ピーマンの支柱を設置)

畑作栽培でのピーマンの育て方。今シーズンのピーマン栽培は、京波ピーマンを無農薬で育てています。前回は、ピーマンの苗の植え付けを行いました。それから約2週間が経過。今回は、ピーマンの支柱を設置します。

ピーマンの支柱の立て方(京波ピーマンの支柱設置)

今、ピーマンの横に立てている支柱は、苗の植え付け時に立てた「仮の支柱」なので、もっと太い支柱に立て替えます。ピーマンの支柱の立て替え時期は、植え付けから約2週間後くらいが目安です。ピーマンの茎は、わりと細長くて、強風を受けると折れる可能性があるので、早めに太い支柱を立てるようにしましょう。

ピーマンの栽培区画

ピーマンの支柱の立て方(京波ピーマンの1本仕立て)

ピーマン(京波ピーマン)の支柱ですが、使う種類は直径1.6cm、長さ150cmのものです。この支柱を1本用意します。ピーマンの仕立ては、支柱を1本だけ立てる「1本仕立て」にするのが一般的です。

ピーマンの横に立てる支柱
ピーマンは1本仕立てで育てます

支柱は、ピーマンの主茎に沿わせるように立てます。(主茎=ピーマンの株の中心にある一番太い茎)根元に近すぎると、ピーマンの根を傷つける恐れがあるので、少し離すようにします。

ピーマンの支柱を立てる位置

立て方は、まず、支柱を手で持ち、土の中に押し込みます。土の中に25cm分くらいの支柱が入ればOKです。土が固くて入らない場合は、とりあえず支柱が止まるところまで押し込みましょう。

ピーマンの支柱の立て方

土が固くて、支柱が25cmも入らなかった場合は、ハンマーを使います。ハンマーを使い、支柱が止まったところからさらに10cm打ち込みましょう。

支柱の先
支柱をハンマーで打ち込む

支柱を打ち込む際の注意点としては、あまり深くまで打ち込まないこと。支柱を深く打ち込むと、ピーマンの片付けをする時に抜けなくなります。

ピーマンの横に支柱を立てたら、支柱と主茎を紐で結んでおきます。(ピーマンの茎を支柱に誘引しておく。)紐は、上から3分の1程度の位置で結びます。ピーマンの株の高さを見て、上から3分の1くらいのところに紐がくるように誘引してください。下の方で誘引すると、風で揺れた時に、ピーマンの茎が折れる可能性があります。

ピーマンの茎を支柱に誘引する
ピーマンの誘引方法

150cmの太い支柱を立てたら、植え付け時に立てた仮の支柱(90cmの支柱)はもう不要なので、撤去します。これで、ピーマン(京波ピーマン)の支柱設置は完了です。

仮の支柱は撤去する
ピーマンの支柱設置、完了です

動画版はこちら

ピーマンの栽培:支柱の立て方(京波ピーマンの支柱を設置)- YouTube