ナスとピーマンとサニーレタスの栽培:有機質の肥料で土作り

自家栽培でのナスとピーマンとサニーレタス(リーフレタス)の育て方。今シーズンのナスは、千両二号という品種のナスを栽培。ピーマンの方は、京波という品種を栽培します。サニーレタスは、非結球型のリーフレタスで、葉先が紅褐色のタイプです。

ナスとピーマンとサニーレタスの土作り(肥料の施肥と畝づくり)

ナスとピーマンの栽培時期は、4月終盤から9月上旬あたりで、苗の植え付け時期は5月のゴールデンウイークあたりが適期です。植え付けから3~4週間後に追肥をして、支柱の設置や剪定、整枝をしながら、9月上旬頃まで収穫が続きます。

サニーレタス(リーフレタス)は、ナスやピーマンと違い、種から育てます。例年だと、春夏栽培のレタス類は、4月頃が種まき時期で、間引きをして、約1ヶ月後の5月頃から収穫時期が始まります。

今回は栽培の初回なので、ナスとピーマンとサニーレタスの土作りから始めます。土に堆肥や肥料を入れて耕し、畝を作る工程です。栽培区画は、約60cm×120cmの大きさです。この区画の中で、ナスとピーマンとサニーレタスを栽培します。

ナスとピーマンとサニーレタスの栽培区画

ナスとピーマンとサニーレタスを育てる肥料(油粕や鶏糞で土作り)

ナスとピーマンとサニーレタスの栽培に使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵の牛糞堆肥2リットル(容量1リットルのひしゃく2杯分)、肥料は鶏糞が100cc、油粕も100ccです。

ナス、ピーマン、サニーレタスの肥料(牛糞と鶏糞と油粕)

ナスも、ピーマンも、サニーレタスも、有機栽培で育てます。なので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

鶏糞や油粕を区画にまいて、土と混ぜる

牛糞堆肥は、粘土質の土に混ぜこむと、土壌改良の効果が期待できます。(土をふかふかにしてくれる。)牛の糞を元にした堆肥ですが、完熟発酵させているので、嫌な臭いはほぼ無いです。

ナスやピーマンの植え付け前に入れる肥料(元肥)として働くのが、鶏糞と油粕です。鶏糞は、鶏の糞を乾燥、発酵させた有機肥料で、窒素、リン酸、カリウムなどをバランスよく含んでいます。

油粕は、大豆や菜種を搾った後のかすで、肥料の成分としては、窒素を多く含みます。(窒素は、野菜の茎や葉の成長に必要。)

ナスとピーマンとサニーレタスの畝の作り方(畝立ての仕方)

鶏糞や油粕などの肥料を入れた後は、ナスとピーマンとサニーレタスの畝を作ります。畝作りには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。

ナスとピーマンとサニーレタスの畝の作り方
畝の縁
畝の縁は、移植ゴテで固める

畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

畝の上は、平らにならす

凹凸があると、苗の植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

ナスとピーマンとサニーレタスの畝の形が整いました

あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

ナスとピーマンとサニーレタスの畝にマルチシートを張る

これで、ナス(千両二号ナス)とピーマン(京波ピーマン)とサニーレタス(リーフレタス)の土作り、畝作りは完了です。

ナスとピーマンとサニーレタスの土づくり完了

動画版はこちら

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