いちごの栽培(冬越しいちごの追肥時期は1月です)

オーガニック栽培でのいちごの育て方。前回は、露地栽培のいちごの冬越し作業をしました。そこから約45日が経過。今回は、冬越し中のいちご(宝交早生いちご)に肥料を追肥します。

地植えいちごの追肥

地植えいちご(宝交早生いちご)の肥料の追肥時期は、例年、1月上旬から中旬の間です。(この追肥時期は、あくまで参考です。その年の気候によって前後します。)なぜ、このタイミングで追肥するのかというと、冬は、追肥した肥料が分解されるまで時間がかかるからです。

冬越し中のいちご
越冬いちごは、一月が追肥時期

特に、真冬は、いちごに追肥した肥料が効き始めるまで、1ヶ月ほどかかります。寒い1月に追肥をしておけば、冬越しが終わって、いちごの花が咲き始める3月以降に肥料が効くようになります。

いちごの追肥の仕方(露地栽培いちごの追肥方法)

いちごの追肥のやり方ですが、追肥箇所は4ヶ所。いちごの株と株の間、株間に肥料を入れます。

いちごの区画内、4ヶ所に追肥する

追肥に使う肥料は鶏糞です。肥料の量は、1ヶ所につき鶏糞10ccです。肥料の種類は、鶏糞以外にもいろいろありますが、有機栽培の肥料は鶏糞がおすすめです。

いちごの追肥に使う鶏糞

なぜかというと、鶏糞は、いちごの生育に必要な栄養をバランスよく含んでいるからです。(鶏糞に入っている主な栄養素=窒素やリン酸、カリウム、石灰。)

追肥のやり方は、まず、いちごの株間を少し掘って溝を作ります。その後、その溝に肥料の鶏糞を入れます。溝の深さは10cm弱、7~8cmくらいあればいいと思います。

追肥用の溝を掘る
溝に鶏糞を入れる
全ての溝に鶏糞が入りました

追肥後は、肥料の鶏糞に水をかけ、土をかぶせておきます。これでイチゴの追肥作業は完了です。

追肥した鶏糞に水をかける
いちごの追肥完了

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