芽キャベツの有機栽培：収穫（植える時期が9月だった芽キャベツが収穫時期です）- 芽キャベツのトンネル栽培
土耕栽培での芽キャベツの育てかた。前回は、芽キャベツの葉かき（摘葉、下葉かき）をしました。それから約2か月が経過。9月に苗を植え付けて、無農薬で育ててきた芽キャベツも、そろそろ収穫時期になってきたので、採りたいと思います。
収穫前に、芽キャベツの栽培方法についておさらいします。（8月中旬に行った「芽キャベツの土作り」から、10月中旬に行った「芽キャベツの葉かき」まで。）
芽キャベツの育てかた：おさらい（芽キャベツの無農薬栽培）
芽キャベツの土作りと植え付け（芽キャベツの元肥施肥と、苗の植え方）
芽キャベツは、8月中旬頃に植え付け前の土作りを行いました。芽キャベツ栽培に使う堆肥・肥料は、牛糞と鶏糞と油粕です。（鶏糞と油かすは、有機栽培の芽キャベツにおすすめの肥料。）
芽キャベツの土作りは、植え付け時期の2～4週間前にしておくと良いです。土作りをした後、しばらく土を寝かしておくと、植えつけまでの間に肥料が土に馴染み、苗の定植時にちょうどいい状態になります。（有機肥料は土に馴染むまで、最低でも約2週間かかる。）
https://www.vege-try.net/prepare-field-for-brussels-sprouts-...芽キャベツの苗の植え付け時期は、9月上旬頃でした。芽キャベツのように、秋から育てる野菜は、9月下旬頃までに植え付けると、株全体がしっかり成長してくれます。
気候が涼しくなってからの植え付けだと、芽キャベツの株自体がなかなか大きくなってくれません。（野菜は、人間よりも気温の変化に敏感です。）充実した芽キャベツの脇芽（芽球）を収穫するには、まだ残暑が残るくらいの時期に土づくりと植え付けをする必要があります。
芽キャベツの追肥（芽キャベツに肥料を補う）
芽キャベツの植え付け（苗の定植）から約20日が経過。9月下旬には、芽キャベツの追肥をしました。植え付け前に入れた肥料（元肥）は、定植から2～3週間経つと、効果が薄れてきます。なので、追肥をして肥料を補う必要があります。
芽キャベツの追肥に使う肥料は鶏糞です。追肥の仕方は、芽キャベツの株元の土に少し隙間をあけ、そこに肥料を入れます。追肥の注意点は、肥料を入れ過ぎないこと。肥料過多だと、芽キャベツが生育不良になったり、病害虫が付きやすくなったりするので、適量を守りましょう。
芽キャベツの葉かき（摘葉・下葉かきをして、芽キャベツの脇芽の生育を促進する）
10月中旬頃には、芽キャベツの葉かき（摘葉・下葉かき）を行いました。芽キャベツの葉を摘むのは、脇芽（芽球）を大きくするためです。葉を摘んでおくと、風通しが良くなって、脇芽に日が当たるようになるので、芽球の成長が促進されます。
芽キャベツの葉かきでの注意点は、葉は株の下方から順に摘んでいくこと。一度に摘むのは、1週間に2～3枚まで。芽キャベツの上方の葉は、常に10～12枚程度残しておく。この3点です。芽キャベツの光合成を妨げないよう、葉を残しながら摘んでいくのがポイントです。
芽キャベツの収穫（苗から育ててきた芽キャベツが収穫時期です）
芽キャベツの収穫目安は、脇芽（芽球）の大きさ。結球した脇芽の直径が2～3cmになったら収穫適期です。
芽キャベツの収穫方法は、採り時になった脇芽から順次収穫していきます。ハサミで切るか、手でもぎ取るかして収穫しましょう。
動画版はこちら