大根の育て方:ダイコンの土づくり(青首大根の秋冬栽培)
自家栽培での大根の育て方。今回は栽培初回なので、大根(ダイコン)の土づくりをします。育てる品種は青首大根。スーパーなどでよく見かける、いわゆる「普通の大根」です。
![大根の土づくり(ダイコンの露地栽培)](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-a.jpg)
大根は年中出回っていますが、家庭菜園で育てるなら、秋大根がおすすめです。秋大根は、種まき時期が8~9月頃で、10~12月頃が収穫時期の大根です。冬の寒い時期に向かって育てる大根なので、害虫リスクが少なく、栽培が失敗する確率も低いです。
大根(ダイコン)を栽培する区画の大きさは、約60cm×60cm。ここに肥料を混ぜ込んで、大根栽培に適した土を作ります。
![大根(ダイコン)の栽培区画](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-b.jpg)
大根の土づくり(ダイコンの肥料施肥と、畝の作り方)
大根(ダイコン)の土作りに使う肥料は、牛糞堆肥が1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)と、油かすが100ccですが、牛糞堆肥と油かす50ccは太陽熱消毒をした時に既に入れてあります。
![牛糞堆肥と油かす(大根の栽培に使用)](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-c.jpg)
![牛糞堆肥と油かす50ccは太陽熱消毒の時に投入済](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-d.jpg)
なので、今回は残りの油かす50ccを入れるようにします。大根(青首ダイコン)は無農薬、有機栽培で育てるので、肥料も全て有機肥料を使います。(肥料を入れ過ぎると、大根にアブラムシが発生したり、生育のバランスが崩れたりするので、必要な量だけ入れるようにしましょう。)
![油かす50cc](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-e.jpg)
用意した肥料は、大根の区画にまいて土に混ぜ込みます。(透明マルチはめくって、横によけておく。)
![ダイコン(青首大根)の栽培区画に肥料をまく](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-f.jpg)
![土と肥料を混ぜる](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-g.jpg)
大根は、土づくりが不十分だと又根(根が二股に分かれる)になるので、肥料と土はよく混ぜます。(肥料が塊で残っていると、大根が又根になりやすい。)できれば、地下30cmくらいまで耕しておくと良いです。大きめの石など、大根の障害物になりそうなものがあれば、それも取り除いておきます。
施肥後は、ダイコン(青首大根)の畝を整えます。畝作りには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。
![ならし板でダイコン(青首大根)の畝を整える](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-h.jpg)
![畝の縁は少し固める](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-i.jpg)
![縁の部分は移植ゴテを押し付けて固める](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-j.jpg)
![畝の上面は平らにならす](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-k.jpg)
![大根の畝の形が整いました](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-l.jpg)
畝ができたら、透明マルチを戻します。これで、大根の土作り&畝立て完了です。
![透明マルチを大根の畝にかぶせる](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-m.jpg)
透明マルチは、大根の種まきの約1週間くらい前になったら、黒マルチに張り替えます。(大根の栽培開始が9月上旬あたりなので、8月末か9月に入ってすぐくらいがマルチ張り替えのタイミングになります。)
![透明マルチは、大根の種まき前に張り替える](https://www.vege-try.net/wp-content/uploads/2021/08/prepare-field-for-japanese-white-radish-n.jpg)
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