とうもろこしの有機栽培:収穫(種から育てたトウモロコシが収穫時期です)

土耕栽培でのとうもろこしの育て方。前回は、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)に2回目の追肥をしました。それから約1ヶ月が経過。無農薬で育ててきたトウモロコシも、そろそろ収穫時期になってきたので、採りたいと思います。

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の収穫(3月に種まきしたトウモロコシが、収穫時期になりました)

収穫前に、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の栽培方法についておさらいします。(1月下旬に行った「とうもろこしの土作り」から、5月中旬に行った「とうもろこしの追肥2回目」まで。)

収穫時期になったトウモロコシ(種から育てたとうきび・とうもろこし)

とうもろこしの栽培方法:おさらい(とうきび・トウモロコシの無農薬栽培)

とうもろこしの土作りと種まき(とうきび・トウモロコシの元肥施肥と、種のまき方)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)は、1月下旬頃に種まき前の土作りを行いました。とうもろこし栽培に使う堆肥・肥料は、牛糞と鶏糞と油粕です。(鶏糞と油かすは、有機栽培のトウモロコシにおすすめの肥料。)

とうもろこしの栽培に使う肥料(とうきび・トウモロコシの元肥)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の土作りは、種まき時期の2~4週間前にしておくと良いです。土作りをした後、しばらく土を寝かしておくと、植えつけまでの間に肥料が土に馴染み、種まき時にちょうどいい状態になります。(有機肥料は土に馴染むまで、最低でも約2週間かかる。)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の肥料を土に混ぜ込む

とうもろこしの種まき時期は、3月下旬頃でした。通常であれば、とうもろこしの種まきは、4月下旬頃ですが、今年は早まきにしました。早めに種をまいたのは、アワノメイガ対策です。(種を早くまき、アワノメイガの活動が活発になる前に収穫してしまう作戦。)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の種まきは3月下旬頃

とうもろこしの間引き(とうきび・トウモロコシは生育良好な株を残して、大きく育てる)

とうもろこしの間引きは、4月上旬に行いました。間引きでは、1穴あたり1株だけ残すようにします。残すのは、生育旺盛なトウモロコシ(とうきび・とうもろこし)です。(茎や葉を観察して、元気なトウモロコシを残す。)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の間引き

とうもろこしの間引きの目安は、発芽後7~8cmまで成長した頃。間引きの仕方は、とうもろこしの株元にハサミをあてて、地際でカットするのが確実です。

間引きをしたら、ついでに土寄せも行っておくとよいです。土寄せは、根元に土を盛ることです。とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。土寄せすることで、発根が促されるので、とうもろこしの根張りも良くなります。

とうもろこしの土寄せ(とうきび・トウモロコシの倒伏を防止し、発根を促す)

とうもろこしの追肥(とうきび・トウモロコシの栽培管理)

4月下旬頃には、とうもろこしに1回目の追肥をしました。1回目の追肥のタイミングは、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の本葉が6~8枚まで出た頃。日数的な目安としては、種まきから約1ヶ月経過した頃がとうもろこしの追肥時期です。

とうもろこしの追肥(とうきび・トウモロコシに追加の肥料を補う)

とうもろこしの追肥に使う肥料は鶏糞です。追肥の注意点は、肥料を入れ過ぎないこと。肥料過多だと、とうもろこしが生育不良になったり、病害虫が付きやすくなったりするので、適量を守りましょう。

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の追肥完了

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の2回目の追肥は、5月中旬頃でした。2回目の追肥のタイミングは、とうもろこしの雄花が出た頃です。とうもろこしの雄花は、雄穂(ゆうすい・ゆうずい)といいます。

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の2回目の追肥は5月中旬頃
とうもろこしの雄花が出たら、追肥のタイミング

とうもろこしの収穫(マルチ栽培のとうきび・トウモロコシが収穫時期です)

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の収穫目安は、雌花のヒゲです。ヒゲが茶色く枯れてきたら、収穫のタイミングなので、手で持って、もぎ取ります。

とうもろこしの収穫方法(とうきび・トウモロコシの収穫の仕方)

収穫したトウモロコシは、時間が経つと糖度が落ちていきますので、早めに食べるようにしましょう。

収穫したトウモロコシ(とうきび・とうもろこし)

動画版はこちら

とうもろこしの有機栽培:収穫(種から育てたトウモロコシが収穫時期です)- YouTube