キャベツと茎ブロッコリーの育て方(新藍キャベツは追肥2回目、スティックセニョールは3回目の追肥です)

露地栽培でのキャベツと茎ブロッコリーの育て方。キャベツ(新藍キャベツ)も、茎ブロッコリーも、前回の追肥時期から3週間以上が経過。そろそろまた、肥料を補う時期になってきたので、追肥をしたいと思います。

キャベツ(新藍キャベツ)と茎ブロッコリーの追肥

茎ブロッコリーは、前回の追肥時期から約3週間が経過、今回が3回目の追肥です。キャベツは、前回の追肥から約40日が経過、今回が2回目の追肥です。

キャベツは2回目の追肥、茎ブロッコリーは3回目の追肥

茎ブロッコリーは、冬越しして栽培期間が長いので、月イチくらいの頻度で追肥が必要です。キャベツの追肥は、その年の生育状況や土の状態にもよりますが、たいてい1回、多くても2回の追肥回数になることが多いです。(肥料は多すぎると、害虫の発生や生育不良の元になるので、適切な量と回数が大事です。)

追肥は、茎ブロッコリーが頂花蕾を摘芯した時(10月下旬)以来、キャベツは10月上旬以来です。

キャベツと茎ブロッコリーの追肥は、畝のすぐ下、通路付近に2ヶ所入れます。追肥の肥料が偏らないように、2ヶ所は少し離すようにします。(追肥の仕方は、茎ブロッコリーを例に説明しますが、キャベツの追肥もやり方は同じです。)

キャベツと茎ブロッコリーの畝のマルチシートをめくる
茎ブロッコリーの追肥箇所

追肥に使う肥料は鶏糞です。鶏糞は、キャベツや茎ブロッコリーの生育を助ける有機肥料です。追肥量は1ヶ所あたり鶏糞20cc。鶏糞の量は、計量カップなどではかりましょう。

キャベツと茎ブロッコリーの追肥に使う鶏糞20cc

追肥のやり方は、畝の下の2ヶ所を移植ゴテで掘って、そこに鶏糞を入れます。穴の深さは10cmもあれば十分です。

土を掘って追肥する

茎ブロッコリーの方に鶏糞を入れたら、キャベツの方にも追肥をしておきます。

1ヶ所あたり20ccの鶏糞を追肥する

追肥後は、鶏糞に水をかけて、土をかぶせます。肥料に水をかけるのは、土の中にいる微生物のためです。(微生物にとっては、肥料が湿っている方が分解しやすい。)

追肥した鶏糞に水をかける

肥料に土をかぶせるのも忘れずに。鶏糞が土の上に露出していると、臭いにつられて虫が寄ってきてしまいます。

肥料に土をかぶせる

最後は、マルチシートとトンネル栽培用のネットを戻します。虫除けネットは、トンネルパッカーでとめた上で、さらに裾の部分に土をかぶせておくと、虫が侵入しにくくなります。これで、キャベツ(新藍キャベツ)と茎ブロッコリーの追肥作業は完了です。

マルチシートを戻す
キャベツ(新藍キャベツ)と茎ブロッコリー(スティックセニョール)の追肥完了

動画版はこちら

キャベツと茎ブロッコリーの育て方(新藍キャベツは追肥2回目、スティックセニョールは3回目の追肥です)- YouTube