枝豆の育て方:収穫(4月に栽培し始めたエダマメが収穫時期です)

地植え栽培での枝豆の育て方。種から育てた枝豆が、収穫時期になりました。枝豆(エダマメ)の栽培は今年で2年目。昨年に続き、湯あがり娘の枝豆を育てたので、それを収穫します。

枝豆(エダマメ)の収穫

湯上がり娘の枝豆は、茶豆風味で、甘みと旨味が感じられる美味しい枝豆です。枝豆は、やせた土地でもわりと元気に育ってくれますし、育て方も比較的簡単なので、初心者向きの野菜と言えます。自家栽培した枝豆を食べたら、きっと毎年栽培したくなると思いますよ。枝豆栽培、それぐらいおすすめです。

枝豆の育て方まとめ(湯あがり娘のエダマメを栽培してみよう)

枝豆の育て方は、まず土作りから。今年は堆肥を入れて土作りしました。無農薬、有機栽培の枝豆なので、使う堆肥は完熟発酵の牛糞堆肥です。堆肥は、栄養分も多少含まれていますが、肥料というよりも土壌改良のため入れています。(枝豆が育ちやすいよう、土をふかふかにする。)

枝豆(エダマメ)の土作り

枝豆は、「肥料分が多いと実が付きにくい」という特性があるので、肥料は入れません。牛糞堆肥だけ入れて耕し、畝を作れば、枝豆の土作り完了です。

枝豆の畝を立てて、マルチを張る

枝豆(湯あがり娘)の種まき時期は、4月下旬でした。年によって多少前後しますが、枝豆の種まきはいつもこれぐらいの時期に行っています。(4月中旬から5月上旬頃が、枝豆の種まきの適期。)

枝豆(湯あがり娘)の種まき

枝豆は、発芽からしばらく経つと、間引きと土寄せをします。今年の枝豆は、5月中旬に間引きと土寄せをしました。間引きは、1穴あたり2株の枝豆を残します。

枝豆(エダマメ)の間引き

土寄せとは、根元に土を盛ることです。枝豆に土寄せをすると、倒伏防止になりますし、茎の部分から「不定根」という根も出るようになります。(根が増えて、枝豆の根張りが良くなる。)

枝豆(湯上がり娘)の土寄せ

枝豆は、花が咲く時期から水が必要になります。(土が乾燥すると、枝豆の実付きが悪くなる。)枝豆の花が咲き始めたのが、6月上旬頃からだったので、その頃から積極的に水やりをしました。水やりの頻度は、正確には数えていませんが、平均すると、2~3日に1回は水やりをしていたと思います。

枝豆(エダマメ)に水やり
枝豆は乾燥すると実付きが悪くなる

種から育てた枝豆が収穫時期です(エダマメは、枝付きで株ごと収穫)

枝豆の収穫時期の判断は、サヤを見ます。株全体のサヤのうち、7割くらいが大きく膨れていれば、その枝豆は収穫時期です。収穫方法は株ごとです。根元から抜いて収穫します。(抜けない場合は、シャベルなどで土をほぐしましょう。)

枝豆(エダマメ)を根元から抜く

枝豆を枝付きで収穫できるのは、家庭菜園ならでは。収穫時期の達成感を味わえるのも、枝豆栽培の良さの一つです。

収穫した枝豆(湯あがり娘)

枝豆は、鮮度落ちが早く、保存があまりきかないので、その日食べる分だけ収穫するようにしてます。とれたてを食べられるのが、枝豆栽培の醍醐味ですね。残りの枝豆は、後日また収穫して、楽しみたいと思います。

収穫したばかりの枝豆(エダマメ)
残りの枝豆
未収穫の枝豆は、後日収穫します

枝豆のゆで方

枝豆は、収穫直後から豆の旨味がどんどん失われていくので、美味しく食べるなら、鮮度が命。旨味たっぷりのプリプリした枝豆が食べられるのは、家庭菜園ならではの醍醐味なので、是非お試しあれ。

1.さやだけにした枝豆を洗って、汚れを落とし、塩もみします。塩もみするのは、表面の産毛をとるためです。

2.塩もみの塩を水で洗い流した後、枝豆を3~4%の塩水で5分ゆでます。1リットルの水に、大さじ2杯の塩を入れれば、3~4%くらいの濃度の塩水になります。枝豆は沸騰したところに入れるようにします。ゆで時間の5分は、沸騰した状態で5分です。

3.5分経ったら、ざるに上げて湯切りをして、流水で粗熱をとれば、「塩ゆで枝豆」の完成です。

塩ゆでした枝豆

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