トマトのカラス除け対策

今回は、トマト(フルティカトマト)にカラス除けの対策を施します。

トマトのカラス除け対策

熟し始めたトマトをカラスが狙っているらしく、他の畝では既に被害が…。甘いトマトは狙われやすいんだそうです。

カラスにつつかれたトマト

カラスっていうと、お店から出る生ごみとか、集積所にある家庭ごみを漁ってるイメージですけど、トマトも食べるんですね。(有機栽培で育ててるトマトだから、余計に美味しく感じるんでしょうか?)

カラス

うちのトマトはまだ青いので無傷ですが、これから熟してくるとヤバそうなので、今のうちに対策します。

トマトが青いうちに対策を

対策は、寒冷紗(かんれいしゃ)でトマトの株全体を覆ってしまいます。

トマトに寒冷紗をかける

これが寒冷紗です。透けてますが、薄いという感じではなく、ハリがあって、生地としてはわりとしっかりしてます。「寒冷紗」という名前からして冬用っぽいですが、カラス除けや防鳥ネットとしても使えるんですね。

寒冷紗

で、どうやってトマトを覆うか?まず、180cm幅の寒冷紗を3mくらいの長さで切り取り、その真ん中あたりをトマトの支柱にかぶせます。

トマトの覆い方
支柱に寒冷紗をかぶせる
実際にかぶせたところ

下の方はこんな感じ。トマトの株全体がちゃんと覆われていることを確認します。(長さのバランスを見て、極端に短いところなどがあれば、寒冷紗の位置を調整します。)

寒冷紗でトマトの株全体を覆う

寒冷紗の位置が決まったら、支柱の上の部分を2~3ヶ所、紐で縛ります。(風で飛ばされないようにするため。)

寒冷紗を支柱に結びつける

縛ったところから下の部分は、支柱に軽く巻きつけるような感じでまとめておきます。

寒冷紗をまとめる

そのままだと風で広がって、隙間があいてしまうので、洗濯ばさみで数か所とめておきます。

寒冷紗を洗濯ばさみでとめる

トマトの株全体にネットをかぶせているので、世話や管理が少し面倒になりそうですね。でもまあ、カラスに食べられるよりはマシかな。洗濯ばさみを外せば、ネットもすぐ広げられますし。脇芽摘みや枝葉の剪定など、日頃の手入れは今まで通りにできそうです。

世話する時は洗濯ばさみを外す

裾はピンなどで固定してないので、ほぼノーガード状態。これだとカラスにめくられてしまいそうですが、彼らは羽が当たるようなところには入らないらしいので、これで大丈夫なんだそうです。

トマトのカラス除け完了

トマトの育て方のポイントはこちら。

トマトをしっかり育てるには、「脇芽かき(脇芽をとること)」が重要です。

トマトは茎を上に誘引しながら育てるので、支柱をしっかり立てましょう。

動画版はこちら

トマトのカラス除け対策 – YouTube