春キャベツとブロッコリーの育て方:土作り(味春キャベツと春どりブロッコリーの地植え栽培)

有機栽培での春キャベツとブロッコリーの育て方。春キャベツは、味春という品種のキャベツを栽培します。春キャベツは、植え付け時期が11月上旬頃で、冬越しで栽培。収穫時期が3月上旬頃の春どりキャベツです。

春キャベツ(味春キャベツ)と、ブロッコリー(春どりブロッコリー)の土作り

ブロッコリーの方は、チャレンジャーという品種を栽培。これも11月上旬頃から植え付けて、越冬させて栽培。3月上旬頃が収穫時期の春どりブロッコリーです。

今回は栽培初回なので、春キャベツとブロッコリーの土作りを行いますが、その前にピーマンを片付けます。

ピーマンを片付ける

ピーマンは、夏野菜の中では一番育てやすかったですね。追肥の回数と量を調節すれば、秋になっても、ある程度の大きさで収穫することができました。(夏の終わりくらいから、週1回の頻度で鶏糞10ccを2ヶ所。場所は、畝の縁周りに入れるように変更。)栽培&収穫を十分楽しんだので、お片付けします。

秋でも元気なピーマン
ピーマンの最後の収穫

春キャベツとブロッコリー(春どりブロッコリー)の土作り

片付け後は、土の状態をみてみましょう。畑の土は、なるべくふかふかにしておいた方が、春キャベツとブロッコリーの生育もよくなります。

夏野菜の栽培が終わった畑は、土が固い状態で乾燥もするので、水をまいて土の固さを調整します。(土がカラカラでカチカチだと、畝を作ったとしても、春キャベツとブロッコリーが育ちにくいです。)

春キャベツとブロッコリーの畝を湿らせる

水をまいたら、耕しながら土と水を混ぜ合わせます。畑の土をふかふかにするには、空気を含ませるようにするのがいいと思います。

耕しながら、土に水を馴染ませる

耕している途中、小石や根っこが出てきたら、取り除いておきます。

根や小石は取り除く

ある程度、畑の土が柔らかくなったら、春キャベツとブロッコリーの区画に肥料を入れます。栽培区画は、約52cm×70cmの大きさです。

春キャベツとブロッコリーの栽培区画

春キャベツ(味春キャベツ)と、ブロッコリー(春どりブロッコリー)の土作りには、完熟発酵の牛糞堆肥と、鶏糞と油かすを使います。堆肥の量は1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、鶏糞は100cc、油かすは50ccです。用意した堆肥と肥料はバケツの中で混ぜておきます。

春キャベツとブロッコリーの肥料(牛糞堆肥と鶏糞と油かす)

牛糞堆肥は、畑の土をふかふかにする効果があります。鶏糞と油かすは、春キャベツやブロッコリーの元肥(苗の植え付け前に施す肥料)として入れます。

堆肥と肥料は、春キャベツとブロッコリーの区画にまいて、土に混ぜ込みます。(土と肥料を混ぜる時は、クワかシャベルを使う。)

春キャベツとブロッコリーの畝に肥料をまく
肥料を畝に混ぜ込む

春キャベツとブロッコリーの畝の作り方

肥料を入れた後は、春キャベツとブロッコリーの畝を作ります。畝作りには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。

春キャベツとブロッコリーの畝立て
畝は、縁を固めると崩れにくくなる

あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、周囲をマルチ留めで固定します。マルチシートは、隣で育てているイチゴの余りがあるので、それを伸ばしてかぶせます。これで、春キャベツとブロッコリーの土作り&畝作りは完了です。

春キャベツとブロッコリーの畝にマルチを張る
マルチをマルチ留めで固定する

動画版はこちら

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